歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術
トマス・エスペダル/枇谷 玲子
河出書房新社
作品紹介、あらすじ
通りを、アスファルトを、山道を、海岸沿いを、並んで、ひとりで、知覚を冴え渡らせ、無と化し、鳥の声に耳を澄ませ、寡黙に、饒舌に、物悲しく、意気揚々と、自由を求めー歩く。自分の人生を、主体的に歩き続けるとはどういうことだろう?古今東西の作家、音楽家、思想家たちの言葉に触れながら思策を深める渉猟の記録。現代ノルウェー文学の金字塔的作品、ついに邦訳!!
感想やレビュー
詩的な文章。ゆっくり読む本。