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虐殺のスイッチ

虐殺のスイッチ

森 達也

筑摩書房

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作品紹介、あらすじ

ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺…、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。

感想やレビュー

高知の金高堂本店で買った本。同年齢の森達也さんの本。一気に読んだ。虐殺のスイッチからのがれるために、 ○歴史を知ること。 ○今の位置を自覚すること。 ○後ろめたさを引きづること。 ○自分の加害性を忘れないこと。 後書の中で、武田砂鉄はこう言っている。「自分のことは自分で決めましょう。」「相手の気持ちを考えましょう。」・・・私たちはもっともっと考えて、もだえ苦しんだほうがいい。

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