羊と鋼の森
宮下 奈都
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていくー。一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。
感想やレビュー
情景描写と比喩が丁寧で、目の前に風景が広がるよう。 最初の方は少しくどいかな、と思ったが、最初さえ越えればそれほど気にならなかった。 「才能」がなくて、それに縛られているのが人間らしくて共感できて、時々読むのが辛かった。
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1/18読み終わり ピアノの調律師の話。高校生の時に体育館のピアノ調律を見て衝撃を受け、自分も調律師になった。文章の表現がちょっと回りくどい感じはあるけど、蜜蜂と遠雷を読んだ後だったし、まぁよかった。和音と言うピアノ少女が弾くピアノをイメージして、調律師として成功していく姿が書かれている。
1
調律師の話。