月の光の届く距離
宇佐美まこと
光文社
作品紹介、あらすじ
真面目な女子高生、美優は予期しない妊娠をしてしまう。堕胎するには遅すぎると、福祉の手によって奥多摩にあるゲストハウス「グリーンゲイブルズ」に預けられる。そこには、明良と華南子という兄弟が、深刻な事情を抱えた子どもたちの里親となって、高齢の母、類子と暮らしていた。貧困、未婚、虐待、難しい背景をもつ里子たちを慈しんで育てる彼らにも、運命に翻弄され絶望を乗り越えた苦しい過去があった。話題作『展望塔のラプンツェル』に続く、家族の在り方に迫る物語。
感想やレビュー
☆3.5 梅シロップソーダ割でてきた