本が紡いだ五つの奇跡
森沢 明夫
講談社
作品紹介、あらすじ
仕事に行きづまった編集者の津山は、本当に作りたい本を作るため、かつて自分が救われた小説の著者、涼元マサミに新作を依頼する。そうして生まれた作品が、娘と縁が切れそうだった涼元から、余命宣告された装丁家、心に傷を抱えた書店員、そして自分の時間が止まっていた読者まで、みんなの人生を動かす。
感想やレビュー
本を中心にした連続短編小説。小説家はもちろん、書店員さん、編集者さん、装丁デザインさん、読者さんなどなど本の世界ってなんかいいなぁって思う。温かいお話。