観光消滅
佐滝剛弘
中央公論新社
作品紹介、あらすじ
インバウンド需要を見込んで観光立国を目指した日本は今、観光地の大混雑、ホテル代の高騰、超高額メニューの登場など、「オーバーツーリズム」の弊害が各地で顕在化している。これに加えて人口減による人手不足や公共交通の減便が輪をかけ、もはや日本の観光を取り巻く環境は、公害を超えて崩壊から消滅の道をひた走るのか。観光学の第一人者が豊富な事例をもとに、改めて「観光」の意義と、ありうべき「観光立国」の姿を問い直す。
感想やレビュー
つぎ言葉がよかっあです。 観光の現場を歩くようにしてきた。その度に思うのは現地に赴き五感でその土地の息吹を感じ、そこで暮らす人々と交流することの大切さであり、それはイコール「観光」の大切さの確認でもあった 。