撤退論
内田樹/堀田新五郎
晶文社
作品紹介、あらすじ
持続可能な未来のために、資本主義から、市場原理から、地球環境破壊から、都市一極集中から、撤退する時が来た!少子化・人口減、気候変動、パンデミック…国力が衰微し、国民資源が目減りする現在において「撤退」は喫緊の論件。撤退する日本はどうあるべきか、衆知を集めて論じるアンソロジー。
感想やレビュー
人口減少から、日本は撤退を、どうやってかしなくてはならないというのが面白かった。理系研究者の撤退が面白かったかな。他にも桜についての平田オリザの話が最後にこの前の長谷川櫂の話とつながったり、知識ってこういうふうに広がっていくのだなぁと。あとは想田さんの引っ越しのもおもしろかった