[新版]日本国紀<下>
百田 尚樹
幻冬舎
作品紹介、あらすじ
黒船来航により、二百六十五年にもわたる江戸時代が終わりを告げた。明治維新というかつてない劇的な変革により近代化した日本は、日清・日露戦争を経て、維新より半世紀後、ついに世界の列強と肩を並べるがー。教科書が教えない、知られざる史実と感動の歴史秘話が満載。ベストセラー作家による壮大なる日本通史、大幅加筆により待望の文庫化!
感想やレビュー
明治維新から令和までの下巻。 特に戦後の自虐史観については情けない思いになる。戦後約70年以上がたとうしてもなお、まだその後遺症から立ち直れていない。 火事場のクソ力はあるが、動き出しは遅い日本人の気質なのか。。。 じぶんのこどもの歴史教育はぜひこの本でやってもらいたい。
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再読 八章の明治維新 幕末 宇和島藩の 提灯屋の仏壇職人が 蒸気船を造り上げた話の 動画を見て再読 八章の明治維新 ・宇和島藩 伊達宗城 →提灯屋の前原嘉蔵らが完成 ペリー来航僅か6年後 ・佐賀藩 鍋島直正 →反射炉を作らせて 実用船「凌風丸」完成 田中儀右衛門(からくり儀右衛門)ら活躍 (現在まで続く東芝を作った人) ・薩摩藩 島津斉彬 →西洋軍艦「昇平丸」 佐賀藩に先駆けて 日本初の蒸気船「雲行丸」建造 (ジョン万次郎の知識を素に和洋折衷船に 蒸気機関を搭載) この3つの藩が 同時期に 見様見真似.. オランダ語の設計図から.. 蒸気船を造る 話がすごく好きで この章を読むだけで 映画1本見た気持ちになる 名前とかすぐ 忘れてしまうのだけれども 暫くして読むと 初読の様に楽しめるところが ..いいところだと思った
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