別冊NHK100分de名著 フェミニズム
加藤 陽子/鴻巣 友季子
NHK出版
感想やレビュー
放送からずーっと面白いなぁと感じていた。、ほぼ全部紹介された本も買ったし。特に男同士の絆とハーマンの本は理論書であるという意味でとても読みたい。ただ、昨日の文学セミナー教室と文学をつなぐでも小平さんが言っていたけれど、フェミニズムがあたかも女性の問題であるかのように扱われてしまうことには違和感。こういう時に男性の研究者とかが来て、上野千鶴子さんが言う「パワーゲーム」から降りられない男性の苦しさみたいなものを伝えてくれればいいのに。「凪のお暇」でも男が苦しいか女が苦しいかを言い合っているシーンあるけど、それってお互いどうすれば苦しくならないのかも考えなきゃいけないってことだよね。