らいかさんの感想、レビュー
夢見る帝国図書館 読了。 中島京子さんは初めての作家さん。 小さい家を映画ではみたことあるってぐらい。 でも小さい家の映画良かったなあ。 閑話休題 中島京子さん。文体がとても読みやすく スラスラと読める。 大きな波もなく、 静かに物語は進むのだが、 なぜか惹かれる。 登場人物たちがそうなように それはやはり喜和子さんの魅力なのだろうか。 喜和子さんがどういう人だったのか もっと知りたいと思い ついつい先を読んでしまう。 それとリンクするように進む 夢見る帝国図書館のお話。 このお話は一体誰が書いたものなのか。 もしかしてほんとに図書館自体が 自分で作り出した夢なのだろうか。 そして、最後の1行。 この1行で泣かされてしまった。 そんな本でした。