ドナウの旅人 上
宮本 輝
新潮社
作品紹介、あらすじ
夫を捨てて、突如出奔した母・絹子。「ドナウ河に沿って旅をしたい」という母からの手紙を受け取った麻沙子は、かつて五年の歳月を過ごした西ドイツへと飛ぶ。その思い出の地で、彼女は母が若い男と一緒であることを知った。再会したドイツの青年・シギィと共に、麻沙子は二人を追うのだが…。東西ヨーロッパを横切るドナウの流れに沿って、母と娘それぞれの愛と再生の旅が始まる。
感想やレビュー
自分は悪くない。この人がこうだから、あの人がああだったから‥いつも誰かのせいにしてばっかり‥ と?離婚すると言う母に娘が放つ言葉にヅキッ😅