回想十年新書版
吉田茂
毎日ワンズ
作品紹介、あらすじ
敗戦を背負った宰相がマッカーサーとの二千日を赤裸々に語り尽くした占領史の最高峰!
感想やレビュー
対日占領政策、米軍直接統治から日本政府を挟んだ統治に変更、日本側の申し入れによる。ハルノートは最終通告てはなかった、 tentative という下りが削除されて訳された、米英は開戦では日本を過小評価し、終戦では過大評価した。 本としては、おもしろかった。何を考えて外交、政治をやってきたか、終戦前後の外交、政治を考えるにはよい資料。概ねいまの日本人の標準、保守、この考え方で形作られた感。