監禁
秋吉理香子
双葉社
作品紹介、あらすじ
三田由紀恵は病院勤務の看護師。幼い娘の育児と仕事の両立に限界を覚え、退職を決意した。クリスマスイブのきょうが勤務の最終日。夜勤の間は、夫の雅之が自宅で娘の面倒を見てくれている。だが、ラインのメッセージに返信はない。電話をかけても繋がらない。由紀恵は自分に執着していた不気味な患者を思いだし、胸騒ぎを覚える。由紀恵に看てもらうために、自らの身体を傷つけてくるほどで、病棟を移るたびに損傷箇所は増えていった。家族の絶望と狂気、そして再生を描いた戦慄のサスペンス。
感想やレビュー
婚活中毒やサイレンスが面白かったのでこちらも読んでみました。 旦那が妻のストーカーに監禁されて、という話なのですが、やけにページ数が残っているのに早く解放されたなぁと思ったら、まさかのでした。 どうなるんだろう?!とハラハラして読む手が止められませんでした。 今までの作品からいくと、もっと後味悪く終わるかな…?と思っていたのですが、ハッピーエンド?ではありました。 物語の本質には関係ないけれど、家事、育児をしない旦那、というところにはあるある〜と共感してしまいました…。
まさかの展開の連続で面白かった