わるい食べもの
千早 茜
集英社
作品紹介、あらすじ
アフリカで体験した衝撃的な「ウニ」の記憶、表参道のお洒落カフェで身体にいいメニューを試したら「鳥のエサ」になった話など、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで、多彩にそしてちょっぴり偏屈につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」の情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。
感想やレビュー
11/1読み終わり。面白かった!千早さん大好き。偏屈最高。新しい本から読んでるから、知る順番が逆なのだけど、元旦那さんが料理人だったことや、イルカが好きなこと、食べられる量が半端ないことなど、また少し千早さんのことがわかった。働いていた病院の怖いO部長を手懐けられるところなんか、千早さんという人がよく分かるO部長の蕎麦の話がよかった。