犯罪乱歩幻想
三津田 信三
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
ミステリ&ホラー界の鬼才が、満を持して乱歩の世界に挑む!鬱屈とした男性が、引っ越し先で気づく異変が不穏さを増していく「屋根裏の同居者」。都内某所に存在する、猟奇趣味を語り合う秘密倶楽部の謎に迫る「赤過ぎる部屋」。汽車に同乗した老人が語る鏡にまつわる奇妙な話と、その奥に潜む真相に震撼する「魔鏡と旅する男」など5篇と、『リング』と「ウルトラQ」へのトリビュートを収録。恐怖と偏愛に満ちた珠玉の短篇集。
感想やレビュー
三津田信三「犯罪乱歩幻想」読了。 久しぶりの三津田信三さん。 乱歩に絡むテーマ5編と、貞子(リング)とウルトラQのトリビュートが2編の全部で7編の短編集。 どれも全部面白かった。三津田さんはホラー作家なだけあって、やはり貞子トリビュートのやつはぞわっと恐ろしかったな。 乱歩トリビュートの中で好きなのは「夢遊病者の手」「魔境と旅する男」かな。 久しぶりに三津田さん読んだので、また刀城言耶シリーズ読み始めようかな。たぶん2作目ぐらいまでしか読んでないはず。