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正体

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染井 為人

光文社

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作品紹介、あらすじ

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した!東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム…。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は?その逃避行の日々とは?映像化で話題沸騰の注目作!

感想やレビュー

『幻夏』を読んだ時も思ったけど、司法ってなんだろう、正義ってなんだろう、と考えてしまう あってはならないことだけれど、現実にあることで、なにを信じたら良いのか分からなくなってしまう 後半、ああ、彼は死んでしまうんだろうな、と漠然と感じて思わず本を閉じてしまった それでもただただ悲しいだけの終わりじゃなくてまだ救いがあっだと思う 最後まで読んでよかった 彼を追う警察側の視点のお話も読んでみたい

ネタバレを読む

先が気になりどんどん読んだ。鏑木は無罪だったのに死んでしまって 切ないと言うかやりきれない。

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