風と共にゆとりぬ
朝井 リョウ
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈のデビューを飾り、『何者』で戦後最年少の直木賞受賞作家となった著者が、「ゆとり世代」の日々を描くエッセイシリーズ。雑誌・新聞連載のエッセイに加え、悶絶の痔瘻手術体験を綴った「肛門記」を収録。後日談「肛門記〜Eternal〜」は文庫オリジナル。ひたすら楽しいだけの読書体験をあなたに。
感想やレビュー
とにかく腹を抱えて笑える作品。 朝井リョウという人の良さや内に秘めた面白さ、その面白い体験談や日常をもっと面白くする語彙力。浅井さんだからこそ書き出せたものだと思うし、心が沈んでる時にふわりと読みたい一冊。分厚いからちょっとな、と思わないでぜひ読んで見てほしい。目次で気になったところを読む、位でいい。苦しい日常を抱える人にこそ読んで欲しい。前作、『時をかけるゆとり』も飛ぶくらい面白いのでそれも併せて。
3
とにかく面白いです。 新聞かなにかに書いていた文章と肛門記の文章のギャップがすごくて、真面目な文章も、面白い文章も書き分けられる天才なんだなぁと尊敬度が増しました。 朝井リョウさんのように、自分の考えていることや体験したことを面白くアウトプットできる能力が欲しいです。