人も鳥も好きと嫌いでできている
細川 博昭/ものゆう
春秋社
作品紹介、あらすじ
なぜ心が通じあうのかーー。対人・対鳥関係や日常の中で形作られていく好きと嫌いのメカニズム。幸せな日々を共に過ごすために知っておいてほしいインコたちの心、感情、個性。 ・もって生まれた気質 ・性格と個性 ・豊かな感情 ・「好き」の順番 ・一生変わらない「嫌い」 ・好きな「タイプ」 ・生きのびる力 ・余裕と遊び ・価値観 ・恐いもの ・トラウマ ・距離と安心感 ・未来予想…etc. インコ・オウムの「好き」と「嫌い」に関する最新知見を解説。発達心理学の視点ももちこみ、人間と暮らす鳥の心がどのように変化し、どのようにして個性が獲得されるか探る。 共に暮らす鳥をより深く理解するために。鳥という異なる知性を理解するきっかけに。ひいては「人間とはなにか」という問いについて考える足がかりとしてもおすすめの、知的好奇心を刺激する一冊。 第1章 鳥の豊かな感情 第2章 心の発達と発達心理学 第3章 快と不快、好きと嫌いが生まれる 第4章 人、鳥に対する好きと嫌い 第5章 理由のある好き、ない好き 第6章 「恐い」は嫌い? 第7章 好ましい予想が生みだす期待 第8章 食べものについての好きと嫌い 第9章 好きと嫌いのインコ学 あとがきにかえて 主な参考文献・引用文献
感想やレビュー
鳥の心の中を覗ける1冊