ドストエフスキー 黒い言葉
亀山 郁夫
集英社
作品紹介、あらすじ
ドストエフスキー生誕から二〇〇年目の二〇二一年、世界は新型コロナウイルスの感染拡大という誰も予想しなかったかたちで転換期を迎えている。激動の時代を生き、コレラ蔓延というパンデミックも経験した作家が鋭い直感と深い洞察から生み出した言葉には、今を生き抜くためのヒントが含まれているのではないか。資本主義の行方、暴力、信仰などについて残された言葉の数々は、予言のようにも響く。ドストエフスキー初心者にも、熟読者にも衝撃的な現代への提言。
感想やレビュー
最初は格言集みたいな感じかと思ってたけど、全然違った。ロシアの病としてのベソフシチナとか面白かった。読まなきゃなぁ小説