ぼくらは、まだ少し期待している
木地雅映子
中央公論新社
作品紹介、あらすじ
高校3年生の土橋輝明は、同学年の秦野あさひとは「優等生」同士ということで、学校行事にペアで駆り出されることが多い「腐れ縁」だ。ある日、あさひに相談を持ちかけられた輝明は、予想外の内容に驚き、思わず席を立ってしまう。翌日、彼女が失踪したことを知った輝明は、片親の違う弟で「料理研究部」ではあさひの後輩でもある吉川航とともに、その行方を追い始める。徐々に彼女の過酷な生い立ちを知るにつれ、輝明は…。
感想やレビュー
職場で一気読み。新しい読みやすい作品。