ハヤブサ消防団
池井戸 潤
集英社
作品紹介、あらすじ
連続放火事件に隠されたー真実。東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知るー。
感想やレビュー
面白かった!読み応えもあったし、残してあるドラマも見なければ
今年話題のドラマ『ハヤブサ消防団』の原作。連続放火事件に隠された真実はいかに…? 所々ドラマとの展開の違いを楽しみながら読み進めたが、視覚によるインパクトや話の組立方等を考えると映像化のアレンジバージョンはなかなか優れてるのでは?と思っている。
さすが池井戸潤の作品。テレビでドラマ化されたが、小説で読んでも面白い。ハヤブサ地区に移り住んだミステリー作家が謎解きをしていく。凶暴化した新興宗教団体の真実を暴く。
最後まで犯人が読めなかった。さすが池井戸潤の本。