「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。
隙名 こと
ポプラ社
作品紹介、あらすじ
クラスでも目立たず友達のいない男子高校生・駒田に、となりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「１５分で１万円のバイトに興味はありませんか？」水品さんが決して笑わない理由と、怪しい仕事の真の目的は…？傷ついた過去やトラウマを持つ二人が出会い、ある仕事を経て次第に立ち直っていく、ミステリータッチの優しい青春ストーリー。第７回ポプラ社小説新人賞“特別賞”受賞作！
感想やレビュー
レビューを見てから読んだ本。 ホイミさんや水品さんの過去、すごく衝撃的でした。 水さんが計画した物語で、死んでしまうのではないかとドキドキしました。 途中にあった駒田くんの問いかけが、素敵だと思います。 「いつかまた笑えるようになる権利だけは、誰にも奪えないと思うんだよ」 ホイミさんによる嫉妬する系の問いかけによって変化があった水品くん。奇跡だって嬉しくなりました。 「どうして私は、駒田さんのことを好きになってしまったんでしょうね？」 水品さんからの告白も素敵✨
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