サード・キッチン
白尾 悠
河出書房新社
作品紹介、あらすじ
念願叶ってアメリカの大学に留学するも、英会話がままならずひとりぼっちの尚美は、ある日、人種や性別などあらゆるマイノリティが集う特別な学生食堂に招かれる。手作りの多国籍な料理に癒されると同時に、自らに潜む偏見や差別意識に気付いた尚美は初めて自分と深く向き合うー時に傷つき、傷つけながらも仲間と支えあい前へ進む姿に感涙する、青春小説の傑作！
感想やレビュー
うーん、考えさせられる場面多々。でも、少し放棄してる私がいる。 留学時に友人関係に悩み傷つく姿は中学、高校の私だ。心の中はいつもぐるぐる黒く渦巻き、でも独りで居るのは耐え難く。今なら、独りでいいと思えるのに。とにかく仲間が出来て良かった、そして亡くなってしまったけど、英語の楽しさを教えてくれたお父さんが、いて、羨ましい‼️
