盤上の向日葵(下)
柚月 裕子
中央公論新社
作品紹介、あらすじ
昭和五十五年、春。棋士への夢を断った上条桂介だったが、駒打つ音に誘われて将棋道場に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、自身の運命を大きく狂わせる伝説の真剣師・東明重慶だったー。死体遺棄事件の捜査線上に浮かび上がる、桂介と東明の壮絶すぎる歩み。誰が、誰を、なぜ殺したのか。物語は衝撃の結末を迎える!
感想やレビュー
最後は
2024.08.22
8/4読み終わり。読みやすい内容で、さくさ読めた。上条が東明を殺して埋めたのかと思ってたけど、実際は東明は自分で刺したってことだったので腑に落ちた。金って人の人生を破滅させるよね。ギャンブルから抜けられない父親とか、東明もだし。将棋が分かればもっと面白く読めたのに、と思うと残念です。