雨上がり、君が映す空はきっと美しい
汐見夏衛
スターツ出版
作品紹介、あらすじ
普通とちがうって、なんて大変なことなんだろう。友達がいて成績もそこそこな美雨は、昔から外見を母親や周囲にけなされ、目立たないように“普通”を演じていた。ある日、映研の部長・映人先輩にひとめぼれした美雨。見ているだけの恋のはずが、先輩から部活に誘われて世界が一変する。外見は抜群にいいけれど、自分の信念を貫きとおす一風変わった先輩とかかわるうちに、“新しい世界”があることに気づいていく。「君の雨がやむのを、ずっと待ってるー」勇気がもらえる感動の物語!
感想やレビュー
コンプレックスの塊の高校一年生の美雨が映画研究会の先輩である映人と知奈に会うことにより変わっていく物語。展開が予想通りで、ハッピーエンド。非常に読みやすいため中高生向きなのかもしれない。また、情景と心の動きのリンクがわかりやすいため、小学校でも教材にできそう。