カインの傲慢(5)
中山 七里
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
違法な臓器売買の検挙は、形を変えた殺人だー。練馬区の公園で、少年の死体が発見された。調査の結果、少年は中国人だと判明。しかも死体からは臓器が持ち去られていた。捜査一課の犬養隼人は、後輩の高千穂明日香と共に捜査に乗り出す。少年の生家は最貧層の家庭だった。日中の養子縁組を仲介する不審な団体の存在も明らかに…。その頃、都内では相次いで第2、第3の死体が見つかる。やはり被害者たちは貧困家庭の少年でー。背後に見え隠れする巨大な陰謀。それに立ち向かう犬養たちの執念と葛藤。驚愕のラストが待つ、医療と社会の闇にも迫った警察ミステリ。
感想やレビュー
犬養隼人刑事シリーズ
少年か被害者の臓器売買殺人。 貧しい人が犯罪を起こすけど、犯罪もついてくる。 首謀者の孫娘が多臓器不全で臓器が必要だった。