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お任せ! 数学屋さん

お任せ! 数学屋さん

向井 湘吾

ポプラ社

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作品紹介、あらすじ

数学の苦手な中学2年生の遥の前に、不思議な転校生・宙がやってきた。宙は突然、どんな悩みでも、数学の力で解決する「数学屋」なる謎の店を教室内で開店するが…。第2回ポプラ社小説新人賞を受賞し、大反響を呼んだ感動の青春数学小説。

感想やレビュー

 数学しかできない少し天然な(偏見)転校生・宙くんと遥が数学屋を開いて悩みを数学で解決していく物語!  ○グラウンドを2等分にする  ○野球部員をやる気をださせよう など解決していく中で私が一番感動したのは『恋愛不等式を解きなさい』です。 数学屋のもとに一通の手紙が届きます。その内容は気になる女の子がいてその女の子のことを考えると頭の中がぐちゃぐちゃになる、この感情は恋なのか。またもしこの感情が恋なのなら自分は告白をするべきなのか。というものだった。 これには宙くんたちも困惑。同級生三人の協力もあり、その男の子に返事を書くことができました。  しかしその翌日学校に宙くんの姿が見えない。困惑している遥のいる教室に先生が来て「宙の意思で今日まで黙っておいてということだったんだが、今日から宙はアメリカに引っ越すんだ。」と伝えられた。うまく状況が受け止められない遥にあの手紙の問題を一緒に解決してくれた3人が「遥、気づいてなかったの?あの手紙を出したのは宙くんなんだよ。そして、気になるあの女の子は、遥!あなただよ!」「宙は自分で数学屋に手紙を出して他の誰でもない、お前(遥)に解決してほしかったんだ!」と伝えられる。そして遥は図書館の司書にもらった宙くんからの手紙を読む。それをよんで居ても立っても居られなくなった遥は教室を飛び出す。そして空港につくと宙くんに警備員に取り押さえられながら一枚の紙を渡す。…  まさかの展開に驚きながらも感動しました!

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