女と男、そして殺し屋
石持 浅海
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
ビジネスライクで安定と信頼の副業殺し屋、富澤允と鴻池知栄。お互いの存在を知らないが、彼らには揃いも揃って標的の奇妙な行動の裏を推理せずにいられない癖があった。各々が受けた依頼の謎に深入りするうちに、交わらないはずの二人の推理が驚愕の真実を導き出す。殺し屋が日常の謎に奔走する異色のミステリー中短編集。
感想やレビュー
副業で殺し屋を営む富澤と鴻池の2人が、それぞれ依頼の裏にある謎を考えながらも淡々と仕事をこなすお仕事ミステリー小説です。笑 殺しをビジネスと考えて、現実的な考えをしている2人のキャラクターが癖になりました。 シリーズ物だったので、出来れば他の作品も読もうと思います。
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経営コンサルタントで裏の顔が殺し屋の富澤允とインターネット通販を営みながら殺し屋という裏の顔を持つ鴻池千栄。お互いの存在を知らない殺し屋たちは淡々と合理的に、今日もまた一人と・・・! 物騒な話というよりかは、ミステリー要素が強いため、推理小説みたい((o(´∀`)o)) 短編4本に、表題の中編1本が収録されていて、どれも面白かったが、特にオススメは表題の作品★彡
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