新装版 七回死んだ男
西澤 保彦
講談社
作品紹介、あらすじ
高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすがー鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔!
感想やレビュー
面白かった! 最後の遺言状がかかれていない場合有効になる最新の遺言状での後継者が、久太郎と友理になっていることから久太郎が祖父を殺す結末を予想させれてしまったり、友理がキュータローではなくヒサタロウと呼んだときもゾッとしたり、最後の展開が面白かった。 宗像さん(弁護士)はどこにいるのだ? も惹かれた。 最後ああいう形でキュータローと友理がいい感じになるのも気持ちよかった。 面白かった!!!
ネタバレを読む