神様の絆創膏(1)
村瀬 健
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
東京は浅草に建つ、小さくも美しい日和神社には、ある伝説が残っている。はるか昔。人間に助けられた猫が恩返しをするために、町が洪水に襲われるのを住民に知らせて救った、という。時は現代。隣接する春日野病院に通院する人々が、日和神社を訪れる。乳房を切除することになる女性、うつ病になった高校生、父親が脳梗塞に倒れた役者志望の若者…。心に悩みを抱えた彼らは、神社と猫がとりもつ不思議な縁によって、心の傷を癒やし、幸せを見つけていくー。
感想やレビュー
取ってつけたようなストーリーだけど、心が救われるような気持ちになるのは確か。優しくなれるし、勇気ももらえる。ほっこりしたいときはぜひ読みたい物語。