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愚里虎さんの感想、レビュー

波多野、嶌、久賀、袴田、森久保、八代 スピラに入社しようとグループディスカッションしていた就活生の6人の表と裏の顔があり、どんでん返しからのどんでん返し、そしてさらにどんでん返し。 久賀が車を身障者用の駐車場に停めるシーン、袴田が野球少年を叱るシーン、森久保がねずみ講のような詐欺に加担し、騙される方が悪いと罵るシーン、八代がキャバクラで働きながら、高級バックを扱ったり、優先座席にドカッと座るシーンは全て、どんでん返しでひっくり返る。 久賀は足に障害をもつ嶌さんの為に停めていたり、24階に上ってもらうのが申し訳ないから、1階に変更かけたり、袴田はいじめをしていた側でなく、いじめから守っていた側。 森久保は自分が気づかないうちに詐欺行為に加担していたことに気づき、(自分が)騙される方が悪いと罵り、八代さんも世界のためにいろいろと研究するいい子だった。 嶌さんの足を気遣って優先座席に座ってた。 嶌さんのお兄さんが歌手だったのも驚いた。 あと!飲み会のときに、森久保くんが間違えて高い店を予約してしまっていて、八代、袴田、嶌はたくさん飲める人を装って、森久保を不安にさせないよーにしていたし、嶌さんもデキャンタを出していたけど、中はただのぶどうジュースだった。 なーんか、いい感じの小説でした!!!

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