おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像
前田 啓介
集英社
作品紹介、あらすじ
岡本喜八は一九二四(大正十三)年生まれ。『独立愚連隊』『日本のいちばん長い日』『江分利満氏の優雅な生活』など、戦中派の心情をそこかしこに込めた映画を撮り続けた職人肌の監督として知られる。陸軍予備士官学校で終戦を迎え、戦後映画界に復帰すると、戦争、時代劇、SF、青春群像など、バリエーション豊かで喜劇性にあふれた作品をつくった。喜八が生涯を通じてこだわり抜いた戦中派とは何なのか。新たに発掘された若き日の日記をひも解きつつ、映画監督・岡本喜八の実像と戦中派の心情に迫るノンフィクション。
感想やレビュー
ここまで調べるのか聞くのかと思った。岡本喜八を通して、戦中派の考えを知る私の父も戦中派だったもっと話しを聞いとけば良かった。