イタリアのフルインクルーシブ教育
アントネッロ・ムーラ/大内 進
明石書店
作品紹介、あらすじ
歴史的・哲学的洞察を踏まえてイタリアの教育におけるフルインクルージョン体制の到達点を紹介!1970年に障害児のための学校を廃止し、フルインクルーシブ教育へと大きく方向を転換したイタリア。その歴史的文脈を障害者の最初の「足跡」が残されている紀元前から、フランスのイタールやセガン、そして傑出した教育学者マリア・モンテッソーリへと概観する。「フルインクルーシーブ教育」の理念が歴史的にどのように生み出され、教育現場の取り組みに浸透し発展、展開していったのかを体系的に示した一冊。
感想やレビュー
イタリアのインクルは有名だけれど、本当にすごいなぁと。でもそれはフランスからだったというのも驚いたし、あと、一番はやはりモンテッソーリかな。すごいな、あの人。そして、答えを模索しながらやらなきゃいけないということとか、自立というのは自己決定することだというのは、納得できた。