ソロ ローツェ南壁
笹本稜平
祥伝社
感想やレビュー
今までソロで活動していた主人公が多くの協力者によって支えられ、そして期待に応えていく。さらに、身近な人の死に対する考えを知り、また自らが死に直面したことで今までと180°変わった人生観と若者の人間としての成長が表現されたとてもスリリングで楽しい冒険物語で最高だった。
冒険って、ハイリスクとか無謀な試みとか危険な行為に対して使われがちな言葉だけど、未来の輝かしい可能性を信じるとか、その実現のための行為として読めた冒険小説。 続編を読むのが楽しみです。