クスノキの番人
東野 圭吾
実業之日本社
作品紹介、あらすじ
その木に祈れば、願いが叶うと言われるのはなぜか。
感想やレビュー
星🌟🌟🌟 まあまあかなー。犯罪で捕まった主人公がとある女性の援助によって釈放されて、クスノキの番人になった。女性の名は千舟という老婆で、主人公の母親の腹違いの姉だった。クスノキに祈念し、それを血縁の濃ゆい人が受念することで、祈念した人の意思を読み取ることができ、とある人はアル中で死んだ兄の残した曲を聞き、認知症になった母に聞かせることができた話や社長が死んで、その息子は受念に来たのだが、実は血の繋がりがなく、それは社長自身もわかっていたのだが、その息子は受念することはできなかったのだが、お祈りをした際にその父との交わした言葉などを思い出し意志を受け継ぐことができた また、最後の方で千舟が創業したホテル廃業も主人公が役員会まで押し寄せ見事回避でき、実は千舟はアルツハイマー型認知症だったので、会社の顧問を自ら辞退してて、自殺を図ろうとしていたのを主人公は気づき、止めることができた
ネタバレを読む
1
ファンタジー系 読みやすく、読後感ほっこり 主人公の成長を今後も応援したくなる
良かった
前半ゆっくりで眠くなった。後半少し面白くなったけど、いつもの東野さんの本と比べるとあんまりかな。 クスノキの力はすごいな。 でも最後にあるようにクスノキの力を借りず、自分自身で面と向かって伝えていきたいな、
久しぶりの爽快な気持ちになれた本でした。