検事の信義(4)
柚月裕子
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。被告人は実業家の非嫡出子で腕時計は形見に貰ったと主張、それを裏付ける証拠も出てきて、佐方は異例の無罪論告をせざるを得なくなってしまう。なぜ被告人は決定的な証拠について黙っていたのか、佐方が辿り着いた驚愕の真相とは(「裁きを望む」)。孤高の検事の気概と執念を描いた。心ふるわすリーガル・ミステリー!
感想やレビュー
検事のときの話 弁護士になる前
9/24読み終わり。 短編のストーリーがいくつか収録されているもの。左方検事が、被告人が適正に裁かれる ように事件の真相を究明していくもの。読んでてスカッと気持ちいい。妥協せず信念をもって仕事をする姿勢が素晴らしい。