不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか
鴻上 尚史
講談社
作品紹介、あらすじ
1944年11月の第一回の特攻作戦から、9回の出撃。陸軍参謀に「必ず死んでこい!」と言われながら、命令に背き、生還を果たした特攻兵がいた。
感想やレビュー
もう一度読む。佐々木友次さんの話も面白かったが、鴻上さんの、特攻に関わる考察の中で、「命令した側」「命令された側」に分けて捉えできることが興味深かった。 以前、この本を読んだときは、鴻上さんが書かれた本は読んでいなかった。あれから、著作を数冊読んだ今、思うに、鴻上さんらしい考察だなと思った。