NHK出版 学びのきほん はみだしの人類学
松村 圭一郎
NHK出版
感想やレビュー
「わたし」って一体何なのか、新たな視点を見出してくれた本。 自分らしさとか、自分の中のぶれない軸とかそういったものに固執する必要はないのだと教えてくれた。あるひとつの尺度、カテゴリーで全てを決めてしまうのはとても危険。目的地にたどり着くだけの人生はつまらないよな、だから歩くことが好きなのかもしれない。 他者との違いを認めるのではなく、自分との共通項を見つけてみることで、他者との関係は少し変わるのかもしれないと思った。
1