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水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

岸本 聡子

集英社

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作品紹介、あらすじ

一九八〇年代の新自由主義改革以降、民営化路線を歩んできた欧州の水道事業。しかし杜撰な管理や財務の問題にスポットがあたり、再び、水道を公営化に戻そうという大きな流れが市民運動を起点に始まっている。昨今、注目されている欧州の左派ポピュリズムのうねりの中核は、実は「水道の再公営化」を求める権利運動だったのだ。こうした水への権利運動から日本が学び、各自治体において民営化をストップさせるにはどうすればいいのか。日本人でありながら、欧州・民主主義の最前線に立つ著者が、日本再生のためのカギを明かす。

感想やレビュー

社会科の事前協議会で、胤森さんが水道のことについて提案されていた。節水を呼びかけるほど、収益は悪くなる。だから値上げする。 それから、水道について興味が湧いてきて、この本にたどり着く。 「コモン」という考え方が新鮮だった。安易に民営化されている現状が、意識化された。

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