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ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野 圭吾

KADOKAWA

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作品紹介、あらすじ

あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。

感想やレビュー

2013年刊行の刊行の文庫版 読後 「なんて素敵なお話なんだろう..」と思った 映像作品もあるようだけれど 最初に小説で読めて良かった (映像だと エピソード割愛されていたり  改変されたりしていそう.. それくらいに内容濃い) 空家の雑貨店に投げ込まれる 複数の人の深刻な相談の手紙 空巣をしていた3人の少年が この手紙を読み 返事を書く するとすぐ返事が帰ってきて 手紙のやり取りが続く (2番目の相談の手紙の “魚屋アーティストさん“は ちょっと泣けた..お父さんの様子に.. 夢追い中の息子さんは 継ぐ家あるのは恵まれているな と思ったけれど 返事の手紙にも 同じような感想書いてあって..笑った 魚屋のお父さんの言葉は 自分的にはすごく良かった 子供に優しい言葉かけるだけが 愛情じゃないて..30〜40年位前は 皆んなわかっていたのかも.. 結末も悲しいけど良かった 約束守れたと思う) この相談の手紙と返事の手紙 の時代は30年くらいずれている 元々雑貨店の主人が 始めた悩み相談 全部の話 文中に出てくる 言葉や考え方  賛同できること多かった 全相談者が少しづつ繋がっている ナミヤ雑貨店と丸光園が こんなに縁が深かったのは 波矢雄治さんと皆川暁子さんが 駈落ちの約束した仲 だったからなのかな..と思った この小説は 複雑で 優しくて 綺麗に結び付いていて 本当に題名通り 奇蹟のようなお話だった

ネタバレを読む

東野圭吾ということで、どのような伏線の回収をしていくのかとても楽しみに読んでいった。一つ一つの話には感動する箇所もあったが、どれもつまらなくはないが物足りないと感じさせるものがおおかった。物語がいくつもあるためか、浅い印象で、深い感動とまではいかずに進んでいってしまった。 読後感はハッピーエンドということもあり悪くはなかった。

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