掬えば手には
瀬尾 まいこ
講談社
作品紹介、あらすじ
大学生の梨木匠は平凡なことがずっと悩みだったが、中学3年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。常盤さんはつらい秘密を抱えていたのだった。だれもが涙せずにはいられない、切なく温かい物語。
感想やレビュー
瀬尾まいこさんの本はほっこりする😊誰にもないものをもっていたい、と思う梨木くんの気持ちは多くの人が共感するのかな。そして、固い雰囲気を纏う常磐さんはもっと共感した。優しくも次に背中を押してくれる一冊。
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