政と源
三浦 しをん
集英社
作品紹介、あらすじ
東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平の様子がおかしい。どうやら、昔の不良仲間に強請られたらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするがー。当年とって七十三歳の国政と源二郎は、正反対の性格ながら、なぜか良いコンビ。水路のある下町を舞台に老人パワーを炸裂させるふたりの、痛快で心温まる人情譚!
感想やレビュー
2/17読み終わり。とても面白かった!性格がまるで違うつまみ簪職人の源次郎と元銀行員で妻に家出されている国政。最後のシーンの弟子の鉄平の結婚式まで、三浦しをんワールド全開だった。揶揄した表現の面白さと語彙力と素晴らしい。ほんとよかった。
東京下町の雰囲気が伝わる。 良い話。人情。