緑の我が家 Home,Green Home
小野 不由美
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
高校1年生の荒川浩志は、一人暮らしをするため“ハイツ・グリーンホーム”に引っ越した。明るい部屋だったが、窓から丘の斜面の鳥居を見たとたん、ふいに嫌な気分になった。6号室に住む同年代の和泉は、浩志とは初対面にもかかわらず「出ていったほうがいい」と言う。そして、それは始まった。夜中に出没し奇妙な落書きをする男の子、無言電話、無記名の嫌がらせのような手紙…。怖いけれど優しくて温かい、本格ホラーミステリー。
感想やレビュー
典型的な幽霊物件ものかと思いきや…幽霊よりも恐ろしいのは、やはり人間。最後まで手に汗握る展開が続く、激しくもあたたかいホラー小説。