密室・殺人
小林泰三
角川書店
作品紹介、あらすじ
「息子の容疑を晴らして欲しいんです。嫁の浬奈殺害の容疑です」四里川探偵事務所に持ち込まれた依頼をうけ、所長は助手の四ッ谷礼子に事件現場である亜細山中の別荘に向かうよう命じた。雪の夜、密室と化した部屋に閉じこもっていたはずの浬奈が、窓の下の凍った池に墜死したというのだ。だが奇妙なのは事件だけではなかった。亜細神社の祟りを噂する不気味な人々、人皮紙の本を収集する容疑者、そして異様な幻視に悩まされる探偵の礼子自身…。
感想やレビュー
探偵は助手自身の中にいる。
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