ちびねこ亭の思い出ごはん
高橋由太
光文社
作品紹介、あらすじ
小学五年生の純はずっと学校を休んでいる。夏休みに親友の大和と自転車で行った冒険の旅。小さないさかいから別れ別れになった後、大和は二度と帰ってこなかった。自分のせいだ。どんなに後悔しても何度謝っても、親友は永遠に戻らない。そんなとき、死んだ人と会える店があるという話を思い出すー。感動の涙がとまらない、切なくて温かい連作シリーズ第四弾。
感想やレビュー
5.0
会いたい人がいる。もうこの世にはいない。でも会いたい。涙が出る。ちびねこ亭にいきたい。行って、涼くんに会ってうちに来て幸せだったから聞きたい。おばあちゃん会って私が生まれてきて嬉しかったから聞きたい。和幸にーちゃんに会ってなんで黙って死んだのか聞きたい。みんなに会えないだろう。でも会いたい。思い出ご飯なんだろう?