あちらにいる鬼
井上荒野
朝日新聞出版
作品紹介、あらすじ
1966年、講演旅行をきっかけに男女の仲となる二人の作家ー白木篤郎と長内みはる。繰り返される情事に気づきながらも心を乱さない篤郎の美しい妻、笙子。愛と“書くこと”に貫かれた人間たちの生を描ききった傑作。至高の情愛に終わりはあるのか?
感想やレビュー
リアルでした。人間的で、また瀬戸内寂聴が少し身近になりました。
瀬戸内寂聴を描いた小説。本妻と愛人について善悪には触れず描写されている。
瀬戸内寂聴さんを身近に感じた作品。男女のことは当人にしかわからない。夫婦もまたしかり。 😀😀😀😀😀