大家さんと僕
矢部 太郎
新潮社
作品紹介、あらすじ
都内にある木造2階建て一軒家。1階に大家のおばあさんが住み、2階で芸人の「僕」が間借り生活中。上品な大家さんの挨拶は「ごきげんよう」、好きなものは伊勢丹とNHKと羽生選手。誕生日にはおはぎにロウソクでお祝いをし、強風の日には飛ばされないよう支え合ってランチへ…。日本中がほっこり泣いて笑った、手塚治虫文化賞短編賞受賞の大ヒット日常マンガ。カラーイラスト8P収録!
感想やレビュー
カラテカ・矢部さんが2階を間借りした時の1階の大家さんとの日常を可愛らしいイラストで綴った一冊です。 ほっこりしたお話の中に面白さと切なさが混在しており、著者の大家さんへの想いが伝わってきて、読んで良かったと思える本でした。 個人的に著者には出身地等で縁があるので、続編も楽しみに読もうと思います!
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芸人の矢部太郎さんが、1階に大家さんが住んでいる木造2階建て一軒家の2階を間借りして暮らしていたときの物語。 起きた出来事を元に、矢部さんの創作などが加わってできたフィクションとのことですが、大家さんとのやりとりにほっこり(*´ェ`*) 87歳のとても上品な物腰の大家さんが見せる乙女な一面が可愛らしく、切ない場面もなくはないけれど、最後まで楽しくページを捲りました♪ 瀬尾まいこさんの解説も共感するところがあり良かったです☆彡 #新潮文庫の100冊(2024)
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