天龍院亜希子の日記
安壇 美緒
集英社
作品紹介、あらすじ
人材派遣会社に勤める田町譲は、元野球少年の27歳。問題だらけの職場で奮闘しつつも報われず、恋人とも煮えきらない。惰性的な日々を送る彼は、ひょんなことから小学校の同級生「天龍院亜希子」のブログを見つける。派手な名前とは裏腹に地味な女の子だった彼女のブログに綴られていたこととはー。20代、30代の姿をありありと描く、希望へ向かう長編。第30回小説すばる新人賞受賞作。
感想やレビュー
9/10読み終わり。ジェニハイライブ旅の時間を利用して1日で読んだ。小学生の時に茶化して泣かしてしまった珍しい苗字の女の子「天龍院亜希子」のブログ日記を偶然見つけ、密かに読んで、あとは子供の頃から自分の目標だったプロ野球選手(薬物で捕まったけど)仕事やプライベートで上手くいかない日々でも、頑張る気持ちを持っていくという話。読みやすく、面白かった。ラブカの著者だけど、やっぱり好きだなと思った。他のも図書館で予約中。