我らが隣人の犯罪
宮部みゆき
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
僕は三田村誠。中学1年。父と母そして妹の智子の4人家族だ。僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが…。表題作以下5篇収録。
感想やレビュー
短編集。 表紙の犬がすごいキーポイントになっていて,妹ちゃんのキャラクターの良さと,主人公の等身大の男の子でドキドキ感がすごく伝わって来ます。 謎なのはおじさん。何者?!って感じの行動が多いですが,そこを含めてちょっとカッコいい✨人だと思います。結末にはクスッとしてしまいます。このマンションヤバい人しかいないじゃん!と思いましたが実は現実世界でも,そうなのかもしれません……
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