彼女が追ってくる
石持浅海
祥伝社
作品紹介、あらすじ
旧知の経営者仲間が集う「箱根会」の夜、中条夏子はかつての親友・黒羽姫乃を殺した。愛した男の命を奪った女の抹殺を自らの使命と信じて。証拠隠滅は完璧。さらに、死体が握る“カフスボタン”が予想外の人物へ疑いを向ける。夏子は完全犯罪を確信した。だが、ゲストの火山学者・碓氷優佳は姫乃が残したメッセージの意味を見逃さなかった。最後に笑う「彼女」は誰か…。
感想やレビュー
最後の終わりかたに尽きると思う。 読んでいる途中は正直平凡な物語だった印象があったのだが、最後の部分で一気に面白くなったように思う。 伏見は相変わらず不在だが、碓氷さんとその友人から語られる2人の現状がどんどん進行していっているので、もう一度『扉は閉ざされたまま』を読み返したくなってしまう。シリーズを出す度に、『扉は閉ざされたまま』の素晴らしさが際立っていくようだ。
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碓井優佳シリーズ第三弾 本作も「流石」の一言です。 ちょっと中弛み感あるな、と思っていましたが、優佳の推理が始まるところから一気にきました! どんどん優佳の印象が怖くなっていきますが(笑)、読みやすくて面白いシリーズ物です。
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